第9回指圧国際大会　イタリア（平成3年11月23日）

イタリア・ローマ市内のジョリイ・ホテルにおいて開催され、イタリア、日本、オランダ、ドイツ、スペイン、イギリス、ギリシャ、キプロス、エジプト、アメリカ、カナダ、マレーシア、合計12カ国から350名を越える人々が参加し、国際大会の名にふさわしい大会となりました。

定刻10時、予定の350席 はすぐに満席となり、両側、後方と立見席も満員の中、イタリア指圧協会のジュリオ・サンタレリ氏による開会のあいさつと歓迎の辞により開会、スペイン指圧 協会会長ガラバル先生の演説、ドイツ指圧センター所長、ビルクナー先生、カナダの斉藤健泉先生の演説が続いて行われました。その後、イタリア指圧協会会長バロ ンビーニ氏により、今大会の一番の狙いである「指圧のイタリアでの法制化」について1時 間に亘る力強くかつ熱い講演が催され、その内容はイタリアの会員へ強い感銘を与えました。引き続き記者会見が行われ、今回の大会の模様は新聞やテレビにも大き く取り上げられ、「指圧」に対する認識がローマ市民だけでなくヨーロッパ各国に深まった事は言うまでもなく、指圧の普及に大きな成果をもたらす結果となりました。

第2部のレセプションパーティは、和気あいあいといた雰囲気の中行われ、かつて無い指圧大会の大成功をたたえつつローマ大会は閉会しました。