日加修好80周年記念行事 | ||||
第7回指圧国際大会 西ドイツ(昭和63年6月15日) 当時の西ドイツ国デュッセルドルフ、日航ホテルにおいて盛大に開催されました。 6月15日定刻午前10時、浪越徹先生による開会宣言の後、地元指圧センター所長、ギャハルド・ビルクナー先生による日本語を交えての丁重な歓迎の言葉をいただきました。 午
前の部、まずは水岡道三先生による「指圧と自律神経失調症」と題する講演、イタリア指圧学校校長ルーディ・パロンビーニ先生による「イタリア指圧界の現
状」と題する講演が行われました。その中で、ルーディ先生による指圧の治療効果に着目したローマ大学医学部が指圧の研究に着手したとの報告は特に一同を耳
目を
ひきつけました。次いで、オランダ指圧学校校長のデニス・ビンクス先生が「指圧技術向上について」と題して指圧実演を行い、人間の最も代表的な部分で、か
つ喜
怒哀楽、内臓の異常さえも現れる「顔」にターゲットをおいた指圧実演は、参加者にとって指圧国際大会にふさわしい大きな収穫となりました。午前の部の最後
は、 浪越徳治郎会長による「指圧と世界平和」と題する講演が行われ、その熱弁は一同に深い感銘を与えました。 午後の部は指圧の映画上映から始まり、浪越徹先生の「自己指圧法」と題する実演指導の後、会場全体に白い敷布が敷き詰められ、枕も準備の上、一般参加者への指圧デモンストレーションが行われました。次から次へと申込者は後をたたず、大盛況の内に閉幕となりました。 その夜のレセプションパーティでは、オランダ指圧学校校長・ビンクス先生、イタリア指圧学校校長・パロンビーニ先生からの祝辞が花を添えられました。
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