第6回指圧国際大会　中国（昭和62年8月23日-29日）

中国北京市の中日友好病院訪問及び手技療法交換を主題とする第6回指圧交際大会は、「日中指圧親善の旅」と題し、日本指圧協会及び日本指圧専門学校の共催で開催されました。

8 月23日、成田空港を出発後、北京、桂林、上海を巡る旅において、第3日目の8月25日、北京市平和里櫻花東路の中日友好病院を訪問。外事処幹部・蔡福窂 先生より歓迎の言葉、病院内の説明を受けた後、実技交換では、浪越徳治郎大会委員長と、浪越徹先生の指圧基本技術の実演が行われました。同実演では、中国 側のリハビリの先生が試験台になり、浪越徳治郎大会委員長が直接施術。特に前頚部及び腹部の指圧は、参加者一同の目を釘付けにしました。次に日本側の伊藤 千三先生が試験台となり、中国側の主任治療師陳先生が、あん摩、椎拿そして気孔術が公開され、実りある実技交換は終了しました。

7日間天候に恵まれ、浪越徳治郎大会委員長のもとに56名が参加した同大会は大成果をあげ、大きな土産を持って一同は無事帰国しました。