第4回指圧国際大会　台湾（昭和60年3月24日）

台湾国台北市において、台湾現地から約250名、その他日本、アメリカ、アフリカ、マレーシアから各国代表約50名、合計300余名が参加し、台北屈指の超一流ホテルアジア・ワールドプラザホテルにおいて盛大に開催されました。

3月24日定刻午前10時、 浪越徹先生による開会宣言が行われ、各国代表の紹介の後、まずは浪越徳治郎先生により「指圧の真髄」と題する公演が行われました。続いて行われた研究発表で は、呉子清先生による「一六経穴指圧健康法の研究」、水岡道三先生による「掌圧の効果」が披露されました。またアメリカ代表ラツソー池田明氏、マレーシア李亜 才氏、ニジェール代表タツオ・ササキ氏による体験発表もあり、大感動の中午前の部は終了となりました。

午 後の部では、浪越徹先生による「自己指圧」と題する公演が行われ、続いて浪越徳治郎先生による実技指導が行われました。会場いっぱいにシーツが敷き詰められた 即席教室では、この日を待望していた地元台湾側の生徒へ、浪越徳治郎先生を始めとする日本の指圧師の先生方からの熱心な実技指導が行われ、この貴重な機会 をと、地元テレビ会社からも撮影があるなど、盛大な指圧デモンストレーションが行われました。

またその夜のレセプションパーティでは、地元側の厚意により高さ3メートルにも及ぶケーキが装飾され、浪越徳治郎会長の傘寿祝賀会が賑やかに催されるなど、大盛況のうちに閉会となりました。