日加修好80周年記念行事 | ||||
第12回指圧国際大会 カナダ(平成7年7月8日) カナダ・トロント市内のチェスナット・パーク・ホテルにおいて開催され、ハワイ、オランダ、イタリア、台湾、スペイン、そして日本など世界各国から500名が参加する盛会となりました。 7月8日、
ロン・マッコウリー氏の司会で大会は開幕。まずは斉藤健泉先生より遠方からの参加者をねぎらう謝辞が述べられ、次いでトロント市長、田中雍彦総領事、浪越
徳治郎会長の各ご挨拶をいただきました。指圧ビデオの上映の後、坐位指圧のデモンストレーションが行われ、参加者が交互に交流指圧を行い、これぞまさしく国際
交流といった感じでした。 午
後からは、各国代表による研究発表が行われました。台湾支部からは支部長陳美玉先生による「むちうち症の指圧療法」、スペイン指圧協会からは小野田茂先生によ
る「日本とスペインの腰痛の比較」、イタリア指圧学校校長フルビオ・パロンビーニ先生による「急性・慢性腰痛症の指圧法及び矯正運動」、愛泉指圧学校校長
因泥文彦先生による「アメリカの指圧の現状」、オランダ指圧学校校長デニス・ビンクス先生にりょう「妊娠及び出産の指圧」、カナダ指圧アカデミー校長斉藤
健泉先生による「手根管狭窄神経圧迫症候群」と、その内容は盛りだくさんで、参加者一同にとってとても実のある内容となりました。 その夜のレセプションパーティでも大会の成功を表すかのような賑わいでした。 翌7月9日午後2時、前年に亡くなられた浪越徹先生の鎮魂を籠め、「徹先生追悼青空指圧」と題し、オンタリオプレイスにて一般の方々への指圧デモンストレーションが行われました。因泥先生、小野田先生をはじめ、大会参加者が300余命の指圧愛好者に指圧をPR。浪越徳治郎会長は精力的に座位指圧を施術し、新聞、テレビ局の取材に精力的に応じられていたのが印象的でした。この催しは、今大会を締めくくるのにふさわしい大盛況ぶりでした。 |