第11回指圧国際大会　オーストラリア（平成5年11月13日）

オーストラリア・メルボルン、ノボテルホテルにおいて、日本指圧専門学校16期生浦川美千代先生、杏子先生姉妹をはじめオーストラリア指圧協会会員全員、日本、カナダ、台湾から総勢200名を集め盛大に開催されました。

大会前日11月2日には、午前12時から浪越徳治郎会長の講演がメルボルンの日本商工会議所主催により、ホテル・リージェンシーで行われ、午後4時からは、ホテル・ノボテルオンコリンズで「腹部指圧の要点」と題する特別セミナーが浪越徹先生によって行われ、それに続き、斉藤健泉先生、田代和平先生、池永卓雄先生による実技指導が行われました。

大会当日11月3日の午前中にも、浪越徹先生、浦川美千代先生、杏子先生、斉藤健泉先生、田代和平先生、池永卓雄先生による指圧実技指導が行われ、指圧ブームにわくオーストラリアの参加者100名に深い感銘を与えました。

同 日定刻、オーストラリア指圧協会会長ピーター・ジガンテ先生及び浪越徳治郎会長による挨拶、指圧映画の上映の後、いまや大会の目玉ともなった指圧デモンスト レーションにうつりました。会場に布団を敷き詰め、浪越徳次郎会長が会場中央で実技指導し、その周りを囲むように日本指圧専門学校の講師が同大会の参加者へ実技 指導を行いました。

同日午後8時から行われた第2部 懇親会においては、浪越徳治郎会長、オーストラリア指圧協会会長ピーター・ジガンテ先生、また同会副会長アランバニー先生の挨拶が行われた後、数々の余興 が疲労され大盛況の中大会の幕は閉じていきました。現在オーストラリアでは指圧ブームではあるものの、そのやり方はまちまちで、これら統一化する意味でも、今回の指 圧大会は大変実りのあるものであったといえます。