日加修好80周年記念行事 | ||||
第1回指圧国際大会 日本(昭和54年6月16-18日) 日本国東京都内において、日本前項はもとより、世界10カ国から約850名の指圧師が一同に会し、新宿区の京王プラザホテルにて3日間に渡り盛大に開催されました。 6
月16日、大会第1日目、午後1時15分、ケン・田島氏の司会、吉田大会事務局長の開会の言葉で開会。その後、浪越徳治郎大会委員長のあいさつが行われ、
祝辞、祝電、講師の先生方の紹介へと続き、浪越徹大会副委員長の閉会の辞及び浪越徳治郎大会委員長の音頭による、指圧スローガンの大合唱をもって開会式は
終了しました。 6月17日、大会2日目は波越徹大会副委員長による司会で幕を開けました。午前10時より、浪越徳治郎大会委員長による「指圧の真髄」と題 する公演に始まり、オランダのビンクス先生、イタリアのパロンビニ先生、アメリカのカーパー先生の講演で午前の部が終了。午後の部は、徳島大学医学博士石 塚寛先生の「指圧点の解剖学」と題する講演に始まり、続いて井沢正大会副委員長の講演「指圧は医療の原点」、更には浪越徳治郎先生による指圧実技のデモン ストレーションが行われました。この間、ハワイ愛泉指圧学校校長因泥文彦先生が入場され、同先生による挨拶も行われ、最後は、中山清先生による難聴者に対 する指圧実演をもって、大会2日目が終了しました。 6
月18日、大会最終日へ、氷沢与四郎先生の「脳卒中は指圧で予防できるか」と題する研究発表で始まり、続いて水岡道三先生の「リウマチの指圧効果とその食
事療法」、佐藤岩治郎先生の「腰痛の指圧治療」と題する発表で午前の部は終了。午後の部は、再びケン・田島氏による司会、吉田事務局長の開式の言葉で大会
参加賞の授与式が行われました。大会決議として、決議文「我等は本大会を通じて日本の指圧が世界各国の人々に理解され、普及されつつある事を確認した。こ
の大会を機会に指圧の研鑽に一層努め、国際的交流を更に深めて、世界の人々の健康を守り、世界平和に貢献することを誓う。」を浪越徹大会副委員長が朗読、
万雷の拍手をもって可決されました。最後に浪越徳治郎大会委員長の音頭で指圧スローガンを合唱し、第1回指圧国際大会は盛会裡に閉会となりました。
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